健康経営UBRの健康経営への取り組みについて

2年連続!!『健康経営優良法人 2025(中小規模法人部門)ブライト500』認証取得!



What’s New!?

掲載日 内容
2025/4/1 コラム「睡眠の重要性と質を高める工夫」を掲載しました。
2025/3/11 健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)ブライト500認証取得しました。
2025/3/1 コラム「ワクチン後遺症と向き合う日々」を掲載しました。
2025/2/1 コラム「草刈りで自分は健康です」を掲載しました。
2025/1/6 コラム「楽しんで、癒されて・・・ストレス解消」を掲載しました。
2024/12/1 コラム「元気なセカンドライフを目指して」を掲載しました。
2024/11/1 コラム「私の禁煙エピソード」を掲載しました。
2024/10/1 コラム「わたしの日々のちょっとした努力」を掲載しました。
2024/3/11 健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)ブライト500認証取得しました。



はじめに

 宇部物流サービス株式会社(以下UBR)は、UBEグループの一員として、2015年に開始されたUBEグループの健康経営度調査に参画し、健康経営に向けた施策を行ってきました。
 2022年10月には、経済産業省と日本健康会議が共同で選出する「健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)」に初めて申請し、無事に認定されました。
 認定を受けて、健康経営の諸施策の効果検証と次の検討を行うために、2022年11月から2024年11月までの間に6回の健康経営アンケートを実施しました。
 アンケートを通じて施策の効果や従業員の健康リテラシーの変化を確認し、健康経営を積極的に推進してきました。従業員の皆さんのご協力に心から感謝しています。
 そして今回、UBRは「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に3年連続で認定されました。さらに、健康経営優良法人の中でも特に優れた企業として、地域における健康経営の拡大のために取組事例の発信等を行っている企業に与えられる「ブライト500」にも2024年度より2年連続で認定されました。
 (「健康経営優良法人2025(ブライト500)」についてはこちらへ。)

健康経営優良法人(中小規模法人部門)のロゴマークと認定証

  この健康経営優良法人の認定は、企業の1年間の健康経営活動の成果を評価するもので、認定有効期間は1年です。すべての企業の活動は申請書に基づいて評価され、順位がつけられます。その中で、上位500社は「ブライト500」という称号を得ることができます。

 今回、全国で2万社以上の企業が申請し、19,796社が認定されました。その中で、ブライト500を申請したのは4,213社であり、UBRは見事にこの上位500社に入りました。さらに、UBRは100位から151位の間に位置する高評価を受けました。

 この成果は、UBRの健康経営への真摯な取り組みと、従業員の皆さんの協力の賜物です。皆さんの努力と情熱が、この素晴らしい結果をもたらしました。これからも、UBRの健康経営は、さらなる高みを目指してまいります。
 しかし、健康経営は認定を受けて終わりではありません。認定は、健康経営の仕組みが整い、その価値が認められたことを示すものであり、ここからが本当のスタートです。
 UBRでは年度末のマネジメントレビューを通じて、会社運営役員の意思が示され、全社の意思統一が図られます。そして、次年度の会社目標が立てられ、1年間の会社運営が行われます。この中には、健康経営の要素も組み込まれています。
 社員一人ひとりの健康が、所属する部署の健康につながり、事業部の健康へ、そして最終的には会社全体の健康へとつながっていきます。そのどれが欠けても健康的な組織とは言えません。皆さん一人ひとりの健康がつながることで、UBRの健康経営が育っていくのです。

 健康経営はまだ始まったばかりで、道半ばです。健康経営優良法人申請時に作成した申請書に記載された要求条件のうち、UBRがまだ実施できていない部分を実施し、強みをさらに伸ばし、弱みを積極的に補強していくことが必要です。健康経営活動の改善のためにPDCAサイクルを回していきます。
 今後も、健康経営を推進する道しるべとして連続して認定を受けることができるように活動を続け、UBRとして身の丈に合い、地に足の着いた健康経営を推進するための活動を行っていきます。

 健康経営をUBR全社で推進し、ウエルビーイング(こころとからだの健康)の向上により、皆が健康で働きやすく働きがいがある、笑顔が絶えない職場を目指します。

 このホームページでは、UBEグループとして取り組んできた内容と、UBRとしての活動について説明します。

会社紹介動画でもご紹介

(再生ボタンを押すと音声が出ます)


UBRの健康経営への取り組み

 UBRは健康経営の指針として、社員が自律的に健康増進活動を行いやすい環境つくりを行うため、2025年4月1日に雪本社長により「健康経営宣言」を発出(改定)しました。
 この宣言のもと、UBRは健康風土の醸成を図っていきます。

  これまでもUBRは、UBEグループの一員として、UBEの健康経営のための施策に準拠した諸施策を行ってきました。
 社員の健康意識の向上のためにUBEが実施したeラーニングを、UBEグループとして参加、活用し、UBRとして全社員の100%が受講し、その100%が合格をしています。社員のみなさんの健康経営の主旨のご理解とご協力に感謝します。
 また、UBRはUBEが進めている経済産業省が推奨する健康経営の理念「従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資である」に基づいた、種々の健康施策に参加しています。
 その客観的な評価指標として、2022年から健康経営度調査に参加し、健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)の認定に続き、健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)ブライト500の申請を行い、無事認証取得することができ、今回の2025年度も無事ブライト500の認定を取得いたしました。
 また、次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業に「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定される『くるみん認定』を申請する予定です。
 今後もさらに経営に根差した継続した活動を行っていくことで、社員の皆さんが安心して働くことができ、また働き甲斐と誇りをもって健康に働き続けることのできる会社創りを継続していきたいと考えています。


健康管理推進体制

 UBRは、UBEグループの健康管理推進体制の傘下で、UBEグループ全社施策およびUBR独自の健康管理に関する重要な基本方針及び施策を、経営の重点項目として、取締役社長を議長とした取締役会議で審議・決定しています。課題を抽出し、対策を立案、進捗管理を行っています。
 
 UBRとしては、健康経営を進めるにあたり、健康経営優良法人の申請諸要求事項を実施していくことにより、諸施策がもれなく実施されて確実に健康経営が進められるようにしていくことで、健康経営の後戻りしない仕組みとしていくことを目指しています。これをUBRでは『UBR式健康経営』と称しています。
 したがって、認定そのものが目標ではなく、手段として実行していくということになります。
 
 UBRの取締役会議で審議された年度毎及び中長期の全社共通重点実施項目等は、毎月実施する健康づくり担当者会議そしてそこから出てきた施策を審議決定する経営会議、4半期ごとの安全責任者会議、年度ごとに実施するマネジメントレビューで確実に推進し、継続的改善をはかるべくPDCAサイクルに沿った活動を実施しています。
 UBRは、快適な作業環境の維持管理、社員の健康保持・増進を行うため、UBE株式会社が独自に設けている健康管理責任者制度にUBEグループとして参画しています。
 UBRは、UBEグループで実施される健康管理部門監査を受けることで、労働衛生施策について、安全衛生法等の法令に則った対応を行っていることの確認、及びUBEの全社共通の労働衛生管理計画(全社施策)に則ったUBRの自律的な取り組みを確認されています。
 
 健康管理推進においては、UBRの通常の会社運営の枠組みの中で推進を行う体制としています。

〇UBRの会社運営

  • 「取締役会議」で全社施策を審議・決定。
  • 会社目標を元に、本社部門・各事業所が全社施策を策定し、年間の活動目標やスケジュールを決定し、
    幹部会にて承認。
  • 各事業所が主体的に活動を展開。
  • 各事業所の健康管理担当者は各事業所の進捗管理。取り組み上の課題などを月1回の産業医を含む
    産業保健専門職と意見交換。
  • 統括部監査にて進捗管理、是正を指示。
  • 役員による現場査察を実施。各現場の良いところを中心にアピールを行う形で実施。
  • 健康づくり担当責任者は全社施策の進捗管理、取り組み上の課題などを、安全責任者会議で
    進捗を管理。
  • 年度の活動状況は毎年2月のマネジメントレビューにて、役員へ報告し、次年度へ向けての指示を
    受ける。
  • マネジメントレビューの結果を受けて、次年度の会社目標を策定。

方針と課題

※UBRは、UBEグループとして、UBE経営会議における中長期目標(方針・課題)と重点実施項目に基づいた諸施策を実施してきました。


UBE経営会議において中長期目標(方針・課題)と重点実施項目を定めており、UBEの各事業所においては4つの重点課題を実施しています。下記に中長期の方針と課題を示します。

2022-2024年の重点課題(4項目)、取り組みと目標値

  • 重点課題
    1. 健康経営
    2. 治療と就労の両立支援(メンタルヘルス対策、脳・心疾患対策、悪性新生物対策を含む)
    3. タバコ対策
    4. 業務起因性疾病リスク対策